Ξ イーサリアム(ETH)とは?
スマートコントラクトの巨人、Web3の基盤を徹底解説
1. イーサリアムの概要
イーサリアム(Ethereum / ETH)は、ロシア系カナダ人のヴィタリック・ブテリン氏が2015年に立ち上げた仮想通貨です。単なるデジタル通貨ではなく、「スマートコントラクト」を実行できるプラットフォームとしての側面が強く、NFTやDeFi(分散型金融)の大半がイーサリアム上で動いています。
時価総額はビットコインに次ぐ第2位。Web3(次世代インターネット)の基盤として機関投資家からも注目されており、2024年には米国でETHの現物ETFが承認されました。
2. ビットコインとの違い
- 用途:BTCは「価値の保存」、ETHは「プラットフォーム」
- 発行上限:BTCは2100万枚、ETHは上限なし(ただしバーン機構で実質デフレ)
- 承認方式:BTCはPoW(マイニング)、ETHはPoS(ステーキング)
- ブロック生成時間:BTCは約10分、ETHは約12秒
- 処理能力:ETHはスマートコントラクトを実行可能
3. スマートコントラクトとは
スマートコントラクトとは、「条件を満たすと自動的に契約が執行される」プログラムのこと。仲介者なしで信頼性のある取引を実現できます。
例:エスクロー(条件付き送金)、自動配当、NFTマーケットプレイス、分散型取引所(DEX)などが可能。
4. NFT・DeFiでの活用
NFT(非代替性トークン)
デジタルアートやゲームアイテムの所有権を証明する技術。OpenSeaなどの主要マーケットはETHベース。
DeFi(分散型金融)
銀行を介さない金融サービス。Uniswap(DEX)、Aave(レンディング)、Lido(ステーキング)など、TVL(預入総額)は数兆円規模。
5. ガス代の仕組み
ガス代とは、イーサリアムネットワーク上で取引を行う際に支払う手数料です。混雑時には数千円〜数万円に跳ね上がることもあり、Layer2(Arbitrum、Optimism、Polygon等)でガス代を下げる解決策が広く普及しています。
6. ステーキング
イーサリアムは2022年9月の「The Merge」でPoSに移行。ETHを預けることで年率3〜5%の報酬が得られます。Lido、Coinbase、Krakenなどでステーキング可能。
7. イーサリアムの買い方
- 国内取引所(コインチェック、bitFlyer、GMOコイン等)に口座開設
- 本人確認の後、日本円を入金
- ETHを選択して購入(500円〜可能)
- 取引所保管 or MetaMaskなどのウォレットで保管
8. 将来性
強気要素
- 米国でETH現物ETF承認済み
- Web3・NFT・DeFiの中心プラットフォーム
- バーン機構によりデフレ傾向
- Layer2の発展でスケーラビリティ改善
弱気要素
- Solana、Avalancheなど競合チェーンの台頭
- 規制リスク(米SECとの係争)